
離婚という結論を出すまでには人それぞれ、いろいろな原因があると思います。
相手の浮気、暴力、借金などで自分自身が望んで離婚をした人もいれば、一方的に離婚をつきつけられ、それに応じた人など様々なケースがあると思います。
どちらにしても、大切なのは離婚後、自分自身が幸せだと思えるか、または幸せになろうと思えるか?なのではないでしょうか?離婚は、最後の切り札。結婚と同様、紙切れ1枚を提出すれば、今までともに歩んできたパートナーとは他人となってしまうのです。
パートナーのこと、結婚生活のこと、子供のこと、経済的なこと、離婚後の生活のことなど、様々な側面から総合的に判断し、後悔しない選択をしましょう。

どんなに仲のよい夫婦であっても、長い間共に生活を送っていれば、1度くらいは離婚という言葉が頭をよぎることがあるのではないでしょうか?
人生にとって大きな決断ともいえる離婚、もし迷っているようなら、もう一度やり直すことができないか?立ち止まってみませんか?もし下記の項目にあてはまるものが多ければ、離婚という選択をし自分が幸せになるための一歩を踏み出した方がいいかもしれません。
しかし、そうでなければ 今の現状をもう一度見直し、パートナーとやり直す努力をしてみてはいかがですか?
1.パートナーが生活費を入れない
お金がすべてではありませんが、パートナーの愛情はある程度お金で判断出来る部分もあるのではないかと思います。
家庭に対する責任を放棄し、生活を維持するための生活費を入れなくなる、または、通常の生活がおくれなくなるほど、使いこむなどの行為が見られるようであれば要注意です。
2.パートナーが家へかえってこない
もし、パートナーが浮気などをしていても、家に帰ってっくるのであれば話し合いをもつ場を設けることも可能です。
また、別居をしたとしても、数ヶ月以内に戻ってくれば修復出来る可能性も高くなるでしょう。別居は一時的にお互いの距離を離すことで、冷静になる時間を作ることができるので、効果的に使えば有効的な手段です。
ただ、別居などをする場合は、期間が長引くことで修復が困難になる場合もありますので、修復したいという思いがあるのであれば、離れていても、 周期的にコンタクトをとるなどの努力をするべきでしょう。
3.パートナーが暴力をふるう
近年 DVの被害は深刻になりつつあります。
命を落とすほどのDVを受けている場合は、自分の身を守ることが第一です。 離婚より以前に自分の身を安全な場所に移すことを優先しましょう。
そして、離婚を希望しているのであれば、けして二人っきりで話をするのではなく、第三者の人を介入して、離婚の話を進めていくことをおすすめします。
4.パートナーが浮気をしている
もし、パートナーが浮気をしている場合、2つのケースがあるかと思います。
ほんの気の迷いで不貞行為をしてしまった場合と、 パートナーが浮気相手に 夢中になっている場合です。
ほんの気の迷いであれば、お互い話し合いをすれば修復出来る余地もあると思いますが、 パートナーが他の相手に夢中になってしまっている場合、残念ながら、離婚を選択するケースが増えてくるのではないでしょうか?
5.子供がいない
子供がいないから離婚していいという訳ではありませんが、子供がいる、いないでは、いる方が、親権問題、養育費などをはじめいろいろな問題が生じてくるのも事実です。
また、子供にとって親の事情は関係ありません。親の身勝手で離婚をした場合の子供の気持ちや将来についてなどもきちんと考慮にいれ、子供のいる家庭は、より慎重に離婚へ踏み切るべきでしょう。
6.本人たちはもちろん家族間の問題に発展してしまっている
結婚は夫婦になった二人だけの問題ではありません。
自分たちの親も含め親族とのかかわり合いも重要になってきます。もし、本人たちの間に問題が生じても、パートナーの親族が見方でいてくれれば修復出来る余地もあると思います。
しかし、本人たちはもちろんのことこれらの問題が「自分の家族VSパートナーの家族」の問題になってしまうと解決するにも時間がかかりますし、なかなか修復もしにくくなるのではないでしょうか?
自分が望んだ離婚、パートナーが望んだ離婚、どちらにしても、離婚に一歩踏み出したのであれば、別れてよかった!と思いたいですよね。そこで、別れてから後悔しないために、以下の点に注意しましょう。
1.離婚という事実から目を背けない。

離婚は精神的につらいものです。また、それにいたるまで、かなりの精神的苦痛が伴います。
ただ、それらから逃れたいという一心で、離婚に至までの問題にきちんと向きあわないで、早急に答えを出してしまった場合、また相手にその余地すら与えてもらえず離婚してしまった場合、後悔が残る場合が多いようです。
現実から目をそらさず、納得いくまで話し合いを持ち、結論をだしましょう。
2.離婚条件をきちんと取り決める
一時の感情にまかせて、離婚条件を取り決めず別れてしまった場合、後悔するケースが多いようです。
慰謝料・財産分与・養育費など、別れてしまってから、後悔しないようにきちんと話し合いをしておきましょう。
もし、それらをきちんとしないで、別れてしまい後悔しているのであれば、慰謝料・財産分与はそれぞれ2.3年という期限内であれば請求することも可能ですし、養育費はいつでも請求することができます。
3.新生活の目処をたてよう

勢いで別れてしまったが、いざ一人になったら資金が足りずに生活出来ないではもともこもありません。
離婚後、生活出来るだけのお金があるか?専業主婦をしていたのであれば、就職先はどうするのか?住む場所は?など一度冷静になり、将来のシュミレーションをしてみましょう。
いずれにしても、自分を幸せに出来るのは自分だけです。どんな結果になったとしても、気持ちを切り替えて少しずつ自分のペースで幸せに向かって前向きに進んでいきましょう。
朝がこない夜がないように、最悪と思える日々もいつかは、終わりを告げ晴れ渡ったような気持ちになれる日が、きっとくることでしょう。
